仕事で長時間デスクワークをしている人に腰痛持ちの人が多いのも、椅子の座り方が原因している場合があります。
私も腰痛がひどく、特に椅子に座っている時には足の痺れや腰の痛みが症状として出てきます。
この腰痛を防止しようとすれば、椅子の座り方を少し変えるだけで随分改善します。
椅子の座り方を少し変えるというのは、まず、椅子に座った時に腰をピンと伸ばして背筋がしっかりと伸びた姿勢を維持します。
腰痛が発生する場合は、たいてい腰が曲がって猫背のような状態で椅子に座っていて、腰に負担がかかっている場合が多いといえます。
ですから、猫背になっているのを意識して、背骨が反る位にしっかりと腰を伸ばせば、腰痛がかなり改善される場合が多いといえます。
また、長時間椅子に座っていると、体の重みでお尻の辺りの血行が悪くなり、足が痺れてくる場合があります。
これも腰痛の原因の一環になるので、長時間の作業をする時は1時間に一度でも椅子から立ち上がって血の流れを良くしてあげることも重要です。
椅子に座っていると腰から足にかけてムズムズとした痛みが走る場合がありますが、これは血行不良も原因している場合が多く、立ち上がって足を伸ばしたりストレッチをしたりするだけでも随分と改善されて、その後再度作業に取り掛かることが出来ます。
また、椅子自体も座面がやわらかくてクッション性の良いものを選ぶことがベストです。
固い座面ですと、体重を支えきれずにクッション性が悪く血の流れを悪くしてしまうので、やわらかい座面のイスを選ぶことも腰痛対策にはおすすめです。
背筋をしっかり伸ばして座って長く座り続けず、合間にストレッチをするだけでも随分と腰痛は解消されます。