日本人の4人に1人は腰痛に悩まされているといわれていて、腰痛は国民病になっています。
腰痛がひどいときは動くこともできず辛いですよね。
辛い症状を何とかしたいとカイロプラクティックや整体に通っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、通い続けても改善しないケースもあります。
アメリカでは腰痛になったらカイロプラクティックなどではなく、ピラティスに通うのが一般的です。
カイロプラクティックの隣にピラティス教室が併設されていることもあります。
ピラティスが腰痛に良いのは3つの理由があります。
1つめはストレス解消です。
腰痛とストレスには関係があり、仕事のストレスを受けやすい30~40代頃に腰痛になりやすく、定年後は腰痛の方が少ないというデータもあります。
体を動かすとスッキリしませんか。
運動は疲れる、体力に自信がない方でも、ピラティスなら無理なくできます。
ピラティスはもともとリハビリのために考案された運動だからです。
2つめはインナーマッスルが鍛えられることです。
インナーマッスルとは体の芯部にある筋肉で、姿勢を細かく調節することや、関節の位置を正しく保つ働きがあります。
インナーマッスルを鍛えることで、筋肉がコルセットのように腰を支えてくれます。
筋肉は使わないとどんどん減少します。
無理のないピラティスでインナーマッスルを鍛えれば、歳をとってから腹筋や背筋が弱まり、腰痛の原因の背骨が支えられなくなることを予防できます。
3つめは可動域が広がることです。
背骨は一本の棒のようなものではなく、脊柱がつらなってできています。
脊柱の間にはクッションがあります。
クッションの柔軟性が失われると腰痛の原因になります。
ピラティスは脊柱の柔軟性を高めて腰の負担を軽減させます。