若い頃は感じなかった腰痛ですが、早い人では20代後半から、この腰痛に悩まされる人もいるようです。
40代、50代以降になると二人に一人は腰痛に悩んでいると思います。
この腰痛には、さまざまな原因があります。
例えば、長年の生活習慣や、仕事での長時間の立ち姿勢や、同じ姿勢を取っているだけでも腰には相当の負担が掛かっているのです。
そして、この腰痛を治す為に、多くの方が行っている治療法が電気治療です。
電気治療の向く人
腰痛持ちの多くの方が、この電気治療を整骨院や病院で定期的に受けていると思います。
ですが、すべての腰痛に電気治療が適しているわけではありません。
腰痛の有名な疾患と言えば、腰椎椎間板ヘルニアや、属に言うぎっくり腰がありますね。
これらの疾患の場合には、電気治療で患部を温めてしまうと、さらに症状を悪化させてしまうことがあります。
急性期の場合には、冷やして神経を鎮めることで痛みを和らげています。
では、どのような腰痛に電気治療は向いているのでしょうか?
それは長年の腰痛持ちである慢性腰痛の方に適している治療法になります。
そもそも、この慢性腰痛の場合には、筋肉が凝り固まっていることで痛みが生じています。
ですから、電気治療によって、筋肉を和らげること血流が良くなり、痛みが改善されるのです。
電気治療にも種類がある?
そして、この電気治療にも種類があります。
最も知られている電気治療法と言えば、低周波治療だと思います。
別名、干渉波治療ともいい、周波数の低い電流を一定間隔で流すことで、筋肉の凝りをほぐす治療法で、最も普及している方法です。
そして、痛みを短時間に和らげる場合には、直流電流治療が施されます。
この治療は基礎代謝能力を促進させる治療法で、素早く痛みを和らげることが出来ます。
この他にもマイクロ波やトリガープロといった電気治療法があります。
この電気治療法で流す電流は弱すぎると治療効果がありません。
逆に強すぎると、痛みが増してしまう可能性もあります。
ですから、電気治療では不快に思わない程度の電流を流すことが一番効果的だと言われています。
そして、腰痛の電気治療は多くの方が長期間、継続的に行っているようです。
まとめ
それは、根本的にこの慢性的な腰痛を治すには、腰周囲の筋肉を柔軟に保つ必要があるからです。
ですから、病院や整骨院での、電気治療だけでなく、自宅で腰周囲の筋肉を柔軟に保つ為に、日々のストレッチを行うことが効果的だと思います。
電気治療だけに頼らず、日常生活の中で腰痛を予防するように心がけましょう。