腰の痛みを緩和したり腰痛を予防するために着用するのが主な目的である腰痛ベルトですが、これを巻くことによって痩せるという話もあります。
これにはいったいどのようなからくりがあるのでしょうか。
そもそも痩せるという言葉の定義が体重を落とすという意味で使用されているのならば、残念ながら効果は無いといっても良いでしょう。
しかし体型をスリムにするという意味で痩せるという言葉を使用するのならば、その効果はあると言って良いかと思います。
腰痛ベルトを巻くことによってウエストを引き締めることが可能なのです。
腰痛予防のために腰痛ベルトを着用していたらウエストが細くなったという話も聞いたことがあります。
しかし腰痛の予防や緩和のためでなく、あくまでダイエットの一環としてベルトを使用しようと思うのならば、腰痛ベルトよりも骨盤ベルトを着用した方が良いかもしれません。
腰痛ベルトと骨盤ベルトについて明確な違いが説明されていないことも多く、同一視されていることもありますが、巻く位置が異なるなどちょっとした違いがあるのです。
腰痛ベルトは骨盤と腰をカバーするようなもので、骨盤ベルトは骨盤のみを締め付けるといったイメージです。
しかし、どちらにもウエストを引き締める効果があるとされているので、骨盤を締めることが良いということに繋がるかと思います。
正確に言ってしまうと骨盤を締めることがというより、骨盤の位置を正すことが良いのです。
骨盤が歪むとホルモンバランスが乱れたり、ポッコリお腹の原因になったりと太ってしまう原因となっているのです。
そのため、骨盤を正してやれば結果的に痩せることにも繋がるといえるでしょう。
ベルトの位置や選び方、時間帯などに注意して試してみるのも良いかと思います。