腰痛とめまいは何の関係もないように思われますが、実は腰痛とめまいは深く関係しているのです。
腰痛の原因として一番多いのが、骨のゆがみです。
普段からよく足を組む、気づけば猫背になっている、どちらか片方だけに重心がかかってしまっている、これらの項目が1つでも当てはまると骨がゆがんでいる可能性があります。
脊髄、骨盤などのあらゆる骨に関係してきます。
ストレスや内臓疾患で腰痛を訴える方も多数いますが、腰痛を訴える方の中で割と多いのが変形性腰椎症というものです。
変形性腰椎症とは骨と骨をつなぐクッションの役割をする椎間板が擦り減ってしまい、骨と骨がこすり合わさることによって痛みが起きるものなのです。
しかし、めまいと関係しているとなると、他の原因も考えられます。
その考えられる原因として、女性に多い冷えがあります。
運動不足などにより腰のまわりの筋肉が固まってしまって血流が悪くなるため血行不良となり、冷えやめまいにつながります。
血行不良の原因は運動不足の他にもストレスや姿勢の悪さ、左右どちらかに重心がかかってしまっている、などが考えられます。
これらの原因により体全体にうまく血液が循環せずめまいを引き起こしたり、腰痛を引き起こしたりするのです。
また、めまいや腰痛以外にも肩こりや目の疲れ、吐き気などにもつながってきます。
これらの症状を引き起こさないためにも、まずは体の血行を良くすることが大切です。
温かいお風呂にゆっくり浸かり全身をマッサージする、適度に運動をする、疲れやストレスを溜め過ぎないなど、自分にできる予防を無理しない程度に行って常にリラックスしている状態を保つことによって血行不良を防ぎ、腰痛やめまいの症状を和らげることができます。