ピラティスは腰痛を改善させるエクササイズ?無理なく筋肉を鍛えよう。

20151017
現代日本人の国民病の一つとして腰痛があります。

何とかして痛みのない腰を手に入れたいものですね。

腰痛になる原因は様々です。

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広い世代に起こるもので有名なのは、重たい荷物を持った時や不自然な姿勢を取ったときに起こりやすいぎっくり腰と、背骨のクッションの役割を果たす椎間板の変形による椎間板ヘルニアが多いようですね。

中高年では骨格の歪みから変形した背骨に神経が圧迫されて、痺れや痛みを起こす脊柱管狭窄症が多く、高齢者では靭帯や椎間板の劣化により、ズレた骨を抑え切れずに椎骨棘突起が折れてしまう腰椎分裂症や、骨がズレてしまったすべり腰などがあります。

人の頭は体重の約12%前後と言われています。

体重が50kgの方で5~6kg、70kgの方では約8kgという事になります。

それだけ重たい頭を支えつつ、足からの衝撃を和らげるクッションの役割も持つ腰には、とても大きな負担が掛かることになりますので、直立歩行をする人間は腰痛になりやすいのも当然かも知れませんね。

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そんな腰に掛かる負担を減らす為には、やはり筋肉の質が重要です。

重たい荷物を支えるだけの力強い筋肉や、骨格の歪みを起こさせずに正しい位置に留める為の筋肉があれば、腰骨に掛かる負担を減らす事が出来ますから。

でも腰が痛む時に腰痛体操等を行うのは辛いですよね。

そんな時に注目したいものが、ピラティスです。

ピラティスはもともと負傷した軍人の早期復帰を目指して開発された、効率よく筋肉を回復させる為のエクササイズです。

そのため難易度の幅が広く、体に負担の掛かりにくいトレーニングからスタートする事が可能です。

ピラティスは全身の筋肉を鍛える事が出来ますが、最も重要とされるのは、腰回りの筋肉を鍛える事になります。

背骨や骨盤をコルセットのように取り囲む筋肉を鍛える事で、重たい物を持った時の腰への負担が軽減され、腰痛の予防や改善効果が期待できます。

また、筋肉の柔軟性を高めることやコリを和らげる事、不自然な形で定着してしまっている骨格の歪みを正す事、呼吸法と適度な運動でストレスを軽減することからも、腰痛の症状を軽減するのに役立ちます。

肉体労働をされる方、長時間同じ姿勢を続ける事の多い方、姿勢の悪い方、肥満気味の方の腰痛対策にピラティスはいかがでしょうか。

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