腰痛体操を高齢者が行う時に気を付けたいこととは?その日の体調を確認しながら少しずつストレッチで筋肉をほぐしていくと良い

20150630
高齢になると、どうしても体の節々が傷み、腰痛などの不快症状が増す傾向にあります。

これはストレッチ不足や筋力の低下によるものだったり、ヘルニアなどの病気が潜んでいるせいであったりします。

特に腰痛は体の中心での痛みなので、立ったり座ったり、前かがみになったり、床のものを取る姿勢をとったりという日常の当たり前の動作がスムーズに行えなくなってしまいます。

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これは不便だし、何かをするたびに痛みを感じるというのはとても辛いものです。

そこで、高齢者でも行える腰痛体操を行うことをお勧めします。

高齢者でも無理なく行える腰痛体操はたくさんあるので、その日の自分の体調などを確認しながら少しずつ行っていくと良いでしょう。

まずは十分なストレッチです。

これは固まってしまった筋肉をほぐし、関節を柔らかくして動きを自然に行えるようにするためのものです。

腰痛が起こると、体は腰を守るために不自然な動きをするようになってしまい、その結果、筋肉が凝り固まったり、不自然な筋肉のつき方が起こったり、血行が悪くなったりしてしまいます。

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それにより腰痛は悪化するうえ、他の個所にも歪みが生じて痛みが発生してしまったりするのです。

ですから、まずはストレッチで腰をほぐしてあげることが大切です。

この場合、呼吸は止めないようにしましょう。

しっかり息を吸い込み、ゆっくり吐き出すという呼吸に合わせて体を伸ばすと効果的です。

もし痛みがひどい場合は、横になったまま左右の足を曲げたり伸ばしたりするだけでも腰痛を解消するのに効果的です。

痛みが和らいでいるときは、ゆっくり呼吸をしながらウォーキングして、体調の良い時は水中ウォーキングなどを行うのも良いでしょう。

また、座ったままで出来るラジオ体操をやってみるのも良いかもしれません。

座りながらなので腰に負担が掛からず、適度な運動とストレッチが体の筋肉をほぐしてくれます。

徐々に筋肉がつけば痛みも和らいでくると思うので、少しずつ段階を踏みながら時間をかけて改善していくといいでしょう。

しかし、無理な体勢を頑張って行い過ぎないことも大切です。

痛みを強く感じるのに「腰痛対策だから」と続けていると、さらなる痛みを発生させてしまうかもしれません。

間違った体勢で行ってしまうと血行がさらに悪くなる可能性もあります。

ストレッチとは自分が気持ち良いと感じることが大切なので、無理をせずに出来る範囲で体を伸ばし、心地よさを感じながら行えると良いですね。

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