腰の痛みは、経験のある方なら分かると思いますが、とても辛いものです。
外傷や病気の様に明らかに外からみて分かるものでは無いので、その辛さが周囲の人に伝わらない事も多いです。
腰は人体においてどんな体勢をしていても身体の中心にあるので負荷が掛かります。
どんな体勢でも負荷が掛かるので、腰を痛めるとひどい時にはどんな体勢をしても痛みが和らがない事があります。
これは非常にきつい事で、痛みが和らがないとそれを支えようとして、筋肉が緊張した状態を保ち続けます。
筋肉が緊張し続けていると、やがてその部分の血流が悪くなり、腰の痛みが悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
腰の痛みを感じたら、一番良いのは病院で診察してもらう事ですが、薬局の薬でもある程度は痛みを緩和する事ができます。
痛みを緩和する為に薬局で市販の痛み止めを飲むのですが、これ自体は痛みを緩和する作用はありますが、痛みの原因自体を改善させるものではありません、なので、時間の経過と共に回復しない場合には、どちらにせよ一度専門の医院を受診する事をオススメします。
薬局で購入のできる鎮痛剤としては、イブプロフェンを含んでいるものやロキソニンを含んだものが一般的ではありますが、ことさら腰痛に効果のあるものでいうと、ジクロフェナクナトリウムを含む鎮痛消炎剤が腰痛の緩和には効果が期待できます。
鎮痛物質により痛みを緩和し、消炎作用で患部の炎症を抑えます。
腰痛の緩和にはとても適した薬になります。
また、塗り薬や貼り薬等もあります。
いずれも鎮痛作用には優れていますが、あくまでもその場の痛みを取る感覚で利用した方が良いです。
痛みを和らげて筋肉の緊張が解けたら血流が良くなって痛みが消える事は期待出来ますが、やはり病院の受診をオススメします。