腰痛と頭痛は一見関係がないように思いますが、腰を支えたり捻ったり、背中を伸ばしたり上体を起こしたりする肩や首まで繋がっている沢山の筋肉があるので、大きく関係するのです。
この筋肉が緊張する事によって起こる緊張型頭痛は、腰痛と頭痛を同時に引き起こすのです。
長時間にわたり同じ体勢でいたり、長時間車の運転をしたりと、筋肉が緊張した状態が続くと腰痛と同様に頭にも鈍い痛みが伴ってくるのです。
筋肉が緊張状態だという事は血行も悪くなるので、肩や首の凝りも生じるのです。
このような原因で起こる腰痛と頭痛を改善するには、まずは日頃から姿勢に気をつけて、長時間同じ体勢でいないように心がける事が大切です。
デスクワークなどで座りっぱなしの場合などは首や肩の凝りをほぐすストレッチをすると良いです。
筋肉が緊張すると言う事は身体が硬いという事です。
ストレッチや軽い運動をして柔軟な身体作りをする事は効果的です。
血行を良くし、筋肉の緊張をほぐす事で腰痛や頭痛の改善に繋がるのです。
また蒸しタオルなどを首の後ろにあてて温めるのも頭痛を緩和するのに役立ちます。
温かいお風呂に浸かり、筋肉の緊張をほぐすと共に血行を良くするのもいいでしょう。
筋肉の緊張から血行不良を起こし、腰痛と頭痛を引き起こしているのですから、筋肉を緊張状態にさせないよう、日常生活を見直してみるのも良いと思います。
また、ストレッチなどで改善されない場合は風邪などのウイルス性の病気や、慢性的な骨盤の歪み、またはストレス等精神的な事が要因となっている可能性もあるので、腰痛と頭痛が長く続くようでしたら一度医療機関に受診してみるのも良いと思います。
このように腰痛と頭痛は様々な要因で深く関係していますので、まずは腰痛と頭痛の大敵である筋肉の緊張をさせぬよう日常生活を改善してみてはいかがでしょうか。