腰椎椎間板ヘルニアの原因と種類は?神経を圧迫して痛みが生じ種類は様々ある?


年齢を重ねると腰痛に悩まされる人が増えてきます。

なかでも中高年の腰痛というと、すぐにヘルニアをイメージする人も多いでしょう。

名前としては聞き慣れたヘルニアですが、なぜ起きるのか、どのようなタイプがあるのかといったことについては、あまり知られていないと思います。

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そこで、ヘルニアの原因や種類を紹介していきたいと思います。

まず腰のヘルニアの名称ですが、正しくは腰椎椎間板ヘルニアといいます。

原因と症状を一言で説明すると、椎体と椎体の間にある椎間板が飛び出て神経を圧迫することで、腰や脚に痛みやしびれが生じる疾患です。

確かに加齢に伴って起きやすくなりますが、若年でもスポーツなどによって過度な負担が腰にかかると発生することもあります。

またその他に不安やストレスの多い生活をしていると生じやすいともいわれています。

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このような原因で生じる腰椎椎間板ヘルニアですが、椎間板の飛び出方によっていくつかの種類に分けられます。

まず一つは、椎間板が完全に飛び出ていないタイプです。

これは比較的若い年代の方に良く見られます。

また完全に飛び出ていても、椎間板の外側にある後縦靭帯という靭帯を突き破っているかどうかという違いもあります。

最も進行したヘルニアは、椎間板の一部が完全に飛び出て後縦靭帯も突き破り、元々の椎間板本体と飛び出した椎間板が分離してしまっているタイプです。

ただし、ヘルニアが進行しているからといって、必ずしも痛みやしびれの程度が強くなって範囲も広くなるかというと、そうとはいえないようです。

むしろこれらの種類分けは、手術をするかどうかなど、どのようにヘルニアを治療していくかということに大きく関わってきます。

ヘルニアは即座に命を脅かすような疾患ではありませんが、痛みやしびれを抱えていると生活上とても大きな不便を強いられます。

長期化させないためにも、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

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