腰痛を防ぐ掃除機のかけ方は、背筋を真っ直ぐに伸ばしながらかけることが大切です。
背筋が曲がっていると、その分、背中に必要以上の負担がかかってしまい、腰痛が悪化してしまうことがあります。
掃除機をかける時には、その背中が猫背にならないように、前屈みにならないようにしてかけるのがポイントです。
ホース部分の上の方にあるハンドル部分がありますが、あれを両方の手で持とうとすれば、おのずと前屈みの状態になります。
そこで、片手でハンドル部分を持つようにするのがポイントなのです。
片手で持てば前屈みになりにくくなり、背筋もピンッと伸ばしながら歩くことができます。
片手を真っ直ぐに伸ばす状態をキープしながら掃除機をかけますと、とっても腰が楽です。
掃除機のハンドル部分が低い場合には、その部分を伸ばして高くしてセットしてからかけるのがポイントです。
そういったことができない場合には、膝を少し折った状態でかけましょう。
腰を少し下ろした状態でかけるのです。
すると、自然と膝が曲がり、腰ではなく脚に負荷がかかる状態となります。
このままの姿勢で掃除機をかけ終えたら、腰と背筋をしっかりと伸ばして運動をしましょう。
上半身を左右に捻って運動するのも良い方法です。
脚もしっかりと伸ばし屈伸運動をすれば、脚が筋肉痛になりにくくなります。
足腰も鍛えることができ、腰痛になり難くなります。
その膝を曲げた時にも、背筋は真っ直ぐにした状態でかけましょう。
どうしても顔が下向きになってしまいますが、真っ直ぐ前に顔を上げながら、目だけを下向きにして掃除機をかけるのも大切です。
床は2mほど先を常に見るような状態で掃除機をかけると、より腰痛を防ぐことができます。