腰痛持ちで、湿布を張ってもなかなか改善しないという方は、是非ホッカイロを患部に当ててみてください。
そんな寒くもないのにホッカイロなんて・・・と思われるかもしれませんが、腰痛が起きているその原因によっては、温めることが功を奏することが案外多いのです。
あまり使われていない筋肉や筋は、熱を生産しません。
つまり、冷えているわけです。
筋肉や筋が「寒いよ~」と声をあげる代わりに起こっているのが、腰周辺の痛みになっている可能性があるのです。
筋肉や筋などが冷えて縮こまることによって神経を刺激するなんて一概には信じられないかもしれませんが、人は寒いと体を縮めますし、暑いと熱を逃がすために伸ばします。
夏バテして食欲のない時に、胃のあたりが冷たい感じがすることがありませんか?
これは胃の活動があまり活発でないために熱を発していないから起こる症状だといわれています。
そして、この症状は胃や腸だけではなく、体すべてにいえることなのです。
自ら熱を生産できずに縮こまってしまったものは、外部から温めるしかありません。
温めることで、当然血行は良くなります。
血行が良くなると凝り固まっていた筋肉も少しずつ解れて行きます。
筋肉が解れて柔らかくなるとそれまで神経を締め付けることも無くなってくるわけです。
特に、腰から下にピリピリとした痛みが走るという方は、こういった状況に陥っている可能性が高いと考えられます。
腰痛には湿布を張れば当面の痛みは取れるから・・・と思っている貴方。
それは、湿布薬に含まれる鎮痛成分が一時の痛みを紛らわしているに過ぎません。
当面の痛みだけではなく、少しずつでも楽になっていきたいと思いませんか?
慢性の腰痛の場合は、ホッカイロで患部を少し温めてみてあげてください。
スポーツなどが原因の筋肉痛や炎症を起こしたわけではないのなら、悪化することは無いはずです。
ホッカイロは湿布よりも安価で手に入るので、試してみる価値は十分にあると思います。