腰痛ベルトの付け方とは?自分の体格に合ったものを選び、腰を中心にしっかりときつめに巻くと良い?

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腰痛ベルトといっても、様々なものがあります。

よくあるものだと市販で売られている柔らかい腰痛ベルトや採型してもらって作る半硬性コルセットや硬性コルセットなどです。

その用途は、痛みや状態について異なります。

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腰痛ベルトはいわゆる腰痛や腰の違和感など、症状が比較的軽い場合に使います。

半硬性コルセット・硬性コルセットは重症な椎間板ヘルニアや脊椎の手術をした後の安静および固定などに使用されます。

値段も全く異なり、腰痛ベルトは数千円程度のものからありますが、採型の必要がある半硬性コルセット、硬性コルセットは数万円する場合もあります。

どちらのものを使用するにしても、適切な巻き方をしなければ効果が得られません。

適切に使用するにはまず、自分の体格に合ったものを選ぶことです。

そうでなければ、巻いていてもあまり意味がありません。

購入する際はサイズをしっかり確認して、できれば実際に巻かせてもらうのが良いと思います。

そして巻き方ですが、しっかりと中心を腰に合わせてきつめに巻きましょう。

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腰痛ベルトは外部から痛む部分を固定することで、痛む部分の動きを抑制することが目的です。

つまり、腹筋・背筋の代わりをするようなものです。

ゆるく巻いていても動きを制限できないので、痛みが変わらない場合があります。

苦しくならない程度にしっかりと巻いてください。

また、日常的に巻き続けることもオススメ出来ません。

前述の通り、腰痛ベルトは腹筋や背筋の代わりをしているので、長く巻いていることにより腹筋、背筋の力が弱まり、人にはよりますが便秘がちになってしまったりすることもあります。

痛みがあったり腰に違和感があったりするときに、巻くようにしてください。

腰の痛みは単なる腰痛である場合もありますが、何らかの原因があって痛みが生じることも多々あります。

腰痛ベルトを用いれば痛みが軽減されることもありますが、原因を解決することはできません。

あくまで対症療法です。

痛みが続くことや違和感が取れない場合は、我慢するのではなく専門医を受診するなど原因を調べ、それに対する治療を行う必要があります。

腰痛ベルトはあくまでも一時的な処置ですが、外部から痛む部位を固定することは、腰痛がひどくなったり進行したりすることを防ぐことはできます。

自身の状態をしっかりと把握した上で、最善の処置をしていくことが腰痛とのお付き合いをしていく上で最も大切なことであると思います。

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