ずっとデスクワークをしているせいか、腰痛とは長い付き合いです。
辛くなる度に自分で揉んで解したり、マッサージに行ったり、湿布を貼ってごまかしてきました。
ですが、腰痛の他に肩こりや手の痺れ、ふくらはぎの痛みを感じるようにもなってしまったので、近所の整形外科を受診しました。
レントゲンを撮って診察してもらったところ、「少し背骨が歪んでいますが、骨がつぶれているとか手術が必要とかそこまでひどいものではないので、筋肉の疲労や炎症が原因でしょう」と診断されました。
先生のお話によると、体は全てつながっているので、腰に負担がかかると、他の部分がバランスを取ろうとして無理をして歪み、そしてまた他の部分がなんとか調整しようとして無理をする…といったように、連鎖的に調子が悪くなってしまうそうです。
肩こりやふくらはぎの痛みも、おそらく腰からきている可能性があるとのことでした。
リハビリで硬くなった筋肉をほぐす、腹筋と背筋の筋肉を鍛える、ストレッチでよく伸ばすという通院+対処法で様子を見ることになりました。
病院で、筋トレのやり方が書かれたパンフレットをいただきました。
内容は、仰向けに寝転がって膝を上げたり、うつぶせになって足を上げたり、横向きになって足を上げたりする(Yの字が横たわったような感じです)、どれも自宅でできる簡単なものでした。
リハビリでは、マッサージや電気治療をしていただきました。
また、理学療法士さんに「ストレッチって10秒くらい伸ばせばいいかな~と思っている方が多いんですけど、それくらいの時間ではあまり意味がないんです。
長く感じるかもしれませんが、30秒くらいやるとやっと筋肉が緩んでくるので最低でもそれくらいはかけてやってくださいね」と教えていただきました。
筋トレもストレッチも、自分のペースで無理せず一ヶ月くらい続けていたら、腰が軽くなり手の痺れやふくらはぎの痛みもなくなりました。
リハビリも数回お世話になっただけでした。
病院へ行く前は、通院しながら薬を飲んだり注射をしたり…ということになるんじゃないかと恐れていましたが、どれも日常でできるちょっとした対処法でこんなに腰痛って良くなるんだと驚きました。