まだ30代なのですが、三度目のぎっくり腰の回復に時間がかかり、腰痛症の後遺症が残って現在に至っています。
腰痛症を持つようになってからと言うもの、腰はあまり痛まないのですが、治りが悪かった左側の股関節に鈍いような、重いような痛みを覚えるようになりました。
日常生活に支障はないのですが、ふいに無視できない程度の痛みを発するので、気になっていました。
それと、左足の足裏に弱い痛みも度々感じることがあります。
すべて三度目のぎっくり腰の痛みがなくなり普通の生活が出来るようになってから自覚するようになった痛みです。
股関節が痛むのも、左足裏が痛むのも、きっとぎっくり腰からの影響だと直感的に感じていました。
自分なりにぎっくり腰は良くなったのだと思っていましたが、これらの後遺症的な痛みがなくならないので、腰を痛めてから1年ほど経過したときに整骨院で改めて診てもらうことにしました。
ぎっくり腰になった時はもちろん整形外科医のもとで診断を受けていましたが、湿布以外の治療と言う意味では初めての治療でした。
治療前に、これまで気になっていた股関節の痛みと、足裏の痛みがひどくはないが気になる程度に残っていると訴えました。
整骨院の先生は「体の筋肉は繋がっているのだから、悪い場所を補おうとして別の部分が痛むのは当然。
股関節は腸腰筋と言う腰にかかわる筋肉だから、股関節痛も腰痛と関係していると思うのが当たり前」と教えてくれました。
直感では股関節痛は腰痛症となんらかの関係があると思っていたので、先生の考えにすごく納得しました。
股関節痛は、腸腰筋が緊張すると起こることも判明したので、この時から腸腰筋を伸ばすためのストレッチを続けています。
また、ぎっくり腰になってしまってから下半身や背中などの筋トレを生活の中に取り入れて、再度のぎっくり腰を招かないように気を付けています。
筋トレとストレッチを行うことで、股関節痛はあまり感じなくなりました。
腰痛と股関節痛は、密接に関係しているのだと身をもって実感しています。