私の場合、大学を卒業し就職した会社での長時間の事務仕事が腰痛を発症した原因なのですが、ヘルニアなど特に病名がつく腰痛ではないものの、座っているのが辛いのです。
腰痛にも色々な種類があるようで、歩くと痛い、立ち続けると痛い、長時間座っているのが痛いなどがあるそうです。
私も整形外科で湿布をもらったり、整体へ行ったり、ストレッチをしたり、筋トレをしたり、様々なことをしましたが、結局仕事を辞めるまで悩まされ続けました。
その後、主婦になり腰痛は一時改善したものの、出産後、骨盤が緩んだのか、また再発してしまいました。
そうなると、子供の授乳に長時間同じ姿勢で座っていることや体勢を変えることのできない長時間の運転がとても辛くなりました。
座り続けた後は痛みで立ち上がるのが困難なほどでした。
当時、骨盤矯正に通った整骨院で教わったのが腰痛ベルトです。
それまでもコルセットのようなベルトは試したことがあったものの、腹部への圧迫で苦しくなるだけでこの類のものに効果は感じていなかったのですが、このとき購入したのは細いゴムベルトでした。
半信半疑でしたが、試してみると効果は抜群でした。
私の腰痛にはこれはぴったりだったのです。
ポイントはベルトを巻く位置にありました。
腰をサポートするように巻くのではなく、骨盤の一番下、お尻と太ももの境辺りをギュッと締めるように装着することだったのです。
これで骨盤が安定したのでしょう。
長時間運転も以前ほど辛くなくなりました。
もちろん、同じ姿勢でいることは体の色々なところに負担にはなるので、腰痛ベルトに頼るだけてなく、できるだけ合間にストレッチをしたり、歩いたりということを忘れないようにするのは大切ですが、運転時や新幹線、飛行機などそれが難しいときには、ぜひ活用してみてください。
今はドラッグストアでも様々なタイプの腰痛ベルトが売られているので、ご自分に合ったものが見つかると思います。
慢性的な腰痛は本当に辛いものですが、あきらめずに上手く付き合っていけると良いですね。