体が冷えると血行が悪くなり、細胞や臓器に酸素や栄養が十分に届かなくなるので機能が低下します。
冷えていると腰痛になりやすいです。
自覚していなくてもお腹が冷えている隠れ冷え性の可能性があります。
温めることで腰痛の改善が期待できます。
冷えを取るといつの間にか腰痛が治っていたという方もいます。
体を温めるのに最適なのが温泉です。
自宅のお風呂とは違いミネラルなどを含んでいるので温まり方が違います。
開放的な空間がストレス解消にも役立ちます。
腰痛に効く温泉は全国各地にあります。
北海道には、キロロ温泉、しほろ温泉、富良野温泉などいくつかの腰痛に効く温泉があります。
キロロ温泉は自然に囲まれた温泉でストレス解消にも良いです。
小樽から車で40分、札幌市内から約1時間と比較的出かけやすいです。
400年の歴史がある温泉が群馬県の伊香保温泉福一です。
貸し切り風呂、一の湯、福の湯の3つがあります。
温泉は源泉かけ流しの方が衛生的です。
温泉成分は時間が経つと共に劣化します。
福一はかけ流しの温泉です。
日帰りで行きやすい温泉が、千葉県養老渓谷の養老温泉です。
3つの滝が流れ落ちる景色を見られます。
ナトリウム炭酸水素泉で源泉かけ流しです。
埼玉県の腰痛に効く温泉は小鹿野温泉です。
江戸情緒が根付いた土地です。
アルカリイオンが含まれていて、美肌にも良いです。
関西方面では京都の丹後温泉があります。
高級松葉ガニが獲れる地域です。
おいしいカニが食べられるかもしれません。
温泉に入るときにはいくつか気をつけたいことがあります。
まずは体を洗いましょう。
色々な人が入るので自宅のお風呂のように体を洗わずに入るわけにはいきません。
清潔にしてから入りましょう。
いきなり高温のお湯に浸かると心臓がビックリします。
高血圧の方は注意が必要です。
足元にお湯をかけて体を慣らしてから浸かります。
温度が低めの湯があれば、まずはぬるめの湯に浸かり、次に温度が高い湯に浸かるようにします。
湯が出ている近くは熱くてやけどの恐れがあるので気をつけてください。
汗をたくさんかくので水分補給はしっかりしてください。
入浴前と入浴後にはコップ1杯の水を飲みます。
コーヒーや緑茶には利尿作用があるので水分補給には適していません。
一気に飲んでもうまく吸収できないのでゆっくり飲みます。
長時間の入浴は体の負担になるので無理をしないようにします。
体力が低下している方や高血圧の方、心臓が悪い方は長時間の入浴を避けてください。