腰痛防止や緩和のために着ける腰痛ベルトは、洗濯しても良いものです。
というより、むしろ定期的に洗濯をして清潔な状態を保つことをおすすめします。
腰やお腹周りは体のなかでも汗を多くかきやすい場所でもあります。
腰痛ベルトは肌近くに巻くので汗を吸収してしまい、蒸れや臭いを発する原因になりがちです。
汚れが目立ったり不潔な状態で使用し続けると、ベルトがちょうどあたる箇所の肌荒れやかゆみの原因にもなってしまうので絶対に避けましょう。
一日一度は水拭きをして風通しのよいところで完全に乾くまで干す、そして定期的に洗濯をするというこまめな手入れがいつも気持ちよく身に着けられて、汚れやヨレを防いで永く愛用するためにも大事です。
腰痛ベルトの素材はポリエステルや塩化ビニールといった化学繊維の素材がほとんどです。
基本的に丈夫ですが一度形が崩れてしまうと元に戻りにくいので、洗濯の際はバケツなどにぬるま湯から躊躇なく手を入れられるほどの熱めのお湯を張って、洗濯洗剤をよく溶かした状態でベルトの表面をなでるように洗えば汚れがしっかり落ちつつ形もキープできます。
なので、必ず手洗いをするようにしましょう。
時間がなくどうしても洗濯機にかけたい場合は、弱水流にしてネットに入れて洗い時間は短めに設定するようにします。
設定は洗いだけにして脱水はかけず、水気はタオルなどで拭きとってから形を整えて干せば完璧です。
ちょっとの手間や心がけが、大切な腰痛ベルトを長持ちさせる秘訣です。
腰痛や腰の不具合が激しい人は、腰痛ベルトを片時も外せなかったりするものです。
できれば洗い替え用を含めて3本ほど常備し、ローテーションで使用すればさらに心地よい使用感が長持ちします。