腰痛がある人の80%は、筋肉を鍛えれば改善されると言われています。
残りの20%は病気が原因であるものや骨そのものに原因があるので、筋肉を鍛えても効果はありません。
ですが、腰が重だるい、腰が痛いと思われている方の多くは、体を支える筋肉そのものが弱っているので、筋肉を鍛えれば腰痛の改善が期待できるのです。
整形外科で「ただの腰痛」と診断されたのならば湿布を張って痛みを抑えるだけということではなく、率先して体を支える筋肉と向き合った方が痛みは必ず改善されます。
腰痛だからとコルセットを使用しているだけでは、体はますます筋肉を痩せさせてしまいます。
コルセットを使用すれば痛みが和らぐので、辛い時にはどうしてもコルセットに頼ってしまいますよね。
それならば、コルセットの代わりになる筋肉をトレーニングすれば良いのです。
付け外しの必要がない自分自身の筋肉をもう一度強くすれば、痛みも軽減してきっと気持ちも明るく軽くなってくるはずです。
腰痛を抱える人は決して少なくありません。
中高齢者だけではなく、場合によってはもっと若い人たちも何らかの理由で腰痛に悩んでいます。
ですが、概して腰痛を訴える人は運動不足の人がほとんどなのも現実です。
若いからまだ大丈夫と運動をしなければ、体を支える筋肉は徐々に弱っていきます。
筋肉は年齢とともに弱体化しますので、仕事で座ってばかりで週末はゆっくりしたいから運動はせずにのんびりする、という生活を送っていては、腰痛になるのは当然です。
また、腰が痛くなってしまうと体を休めて大事にしなければと積極的に運動をすることを止めてしまう、という悪循環が起きてしまいます。
病気などで起きた腰痛でないのであれば、まずは筋トレをすることから始めることが腰痛を悪化させない方法です。
筋肉は年齢とともに弱くなりますが、実はきちんとトリーニングをすれば筋肉量を維持、回復できるという研究結果が出ています。
運動をするのは辛い、と思われるかもしれませんが、筋肉を維持するのは走ったり飛んだりする必要はありません。
自宅の部屋で自分のペースで少しずつトレーニングをするだけでも、十分に筋肉を鍛えることはできます。
道具も全く必要ありません。
詳しいカリキュラムは、かかりつけ医に相談することがベストだと思います。
自分自身の今の状態でできる筋トレを少しずつ続けることで、必ず腰痛を改善することができます。
コルセットが無くても腰が痛く無い、という喜びを味わってもらいたいと思います。