腰痛の時の椅子の座り方とは?背骨をS字を描くように意識して座る方法

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長時間椅子に座っていると腰が痛くなりませんか。

1日中デスクワークをしている方は、腰痛に悩まされていることが珍しくありません。

腰痛の原因は椅子の座り方です。

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座り方が悪いと腰に負担がかかって痛くなる?!

直立姿勢に進化した人間は四足歩行の動物と違って、頭の重さを背骨で支えなければならなくなりました。

人間の背中は緩やかなS字を描いているのが本来の形です。

S字を描くことで頭の重さや衝撃を和らげることができます。

まっすぐな背中や猫背になってS字がなくなると、腰の負担が増えてしまいます。

ずっと椅子に座っているといつの間にか猫背になっていませんか。

長時間負担がかかると負担に耐え切れず、いつか腰痛になってしまいます。

猫背になると顎が突き出た姿勢にもなるので肩こりにもつながります。

腰痛のときの椅子の座り方とは

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では、どんな座り方をすれば腰の痛みを軽減できるのでしょうか。

椅子に座っているときも背骨のS字を保つことが大切です。

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良い姿勢を意識すると背筋をピーンと伸ばす方がいますが、これは正しい姿勢とはいえません。

小学生のころに背中に定規を入れられて背中を伸ばすように指導された方もいることでしょう。

その習慣で背筋をピーンと棒のように伸ばしてしまうようです。

棒のように垂直に背骨を伸ばした状態だと、頭の重さや衝撃を強く受けてしまいます。

椅子に深く腰掛けてあごは軽く引きます。
お腹を軽くひっこめることを意識してみてください。
脚は床に自然とつけます。

こうすると自然とS字を描いた座り方になります。

脚がぶらぶらする椅子は腰痛になりやすいので、高さがあったものを選びましょう。

  • この方法で正しい姿勢をとれない場合は、折り畳んだタオルをお尻の下に敷いてみてください。
フェイスタオルくらいの大きさのタオルを畳み、尾骨のあたりに敷きます。

ややお尻の後ろ側が浮かんだ状態になると思います。

こうすると骨盤の上に自然と背骨が乗るようになり、背骨がS字を描きやすくなります。

姿勢を意識することで腰痛は防げる?

意識すれば正しい姿勢を作れますが、仕事に集中しているといつの間にか姿勢が崩れます

ときどき姿勢を意識して正しい姿勢に戻すことで腰痛を防げます。

タオルをお尻の下に敷いておくと姿勢が崩れにくい効果もあります。

背もたれに深く体を預けると背骨がS字にならないので注意が必要です

疲れると背もたれに寄り掛かってしまいがちなので気をつけてください。

腰痛対策用の背当てがあり、こういったものを利用すると正しい姿勢を維持しやすくなります

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