私は高校生の時に部活の影響で腰痛を発症しました。
ひどい時は、座っている状態から立ち上がって腰を伸ばすことすら痛くてできないほどでした。
近所の整形外科に行って診断してもらったところ、『腰椎分離症』とのことでした。
その後、別の病院の整形外科を紹介され、MRIによる検査も受けましたが結果は変わりませんでした。
それから治療が始まったわけですが、先生によると『腰椎分離症』は完治するのかというと、痛みがましになっても完治はしないとのことでした。
とりあえず私は、痛みがましになるまで部活は見学することになりました。
病院には週に4日ほど通い、リハビリを受けました。
リハビリといっても腰に電極パッドのようなものをつけ、マッサージを30分ほど受けるといったものでした。
正直なところ、このリハビリが本当に効果があったのかは今でも少し疑問に思っています。
3ヶ月ほど激しい運動を控えたところ痛みはだいぶましになったので、部活に復帰することができました。
それでもやはり痛みが完全に消えたわけではないので、痛みをこらえながらの毎日でした。
しかし、一年ほど過ぎた頃には痛みに慣れたのか、それとも腰まわりに筋肉がついたのか痛みが以前よりもだいぶ治まってきました。
最近では私は運動をほとんどしなくなったのですが、急に運動すると腰痛に悩まされるので、やはり腰まわりにの筋肉は重要なのではないかと思います。
腰痛は完治を期待するのではなく、無理せず痛みと付き合っていくことが必要なのだと思います。
最後に、『腰椎分離症』で気をつけなければいけないことですが、これは慢性的な痛みであるため他の骨折等とは違う種類のものに判断されることがあり、保険が下りないことがあるようです。
参考にしていただければ幸いです。