3ヶ月ほど腰痛が続き、ある日立つこともままならない状態となりました。
始めは外科を受診し、レントゲンしか設備がなかったのもあり、ただのぎっくり腰だと判断されました。
素人ですが、本当にただのぎっくり腰なのかと医者を疑ったのを鮮明に覚えています。
鎮痛剤をいただいて様子をみましたが、ほぼ効果がありませんでした。
そこで地元でも有名な整形外科を受診しました。
MRIを備えた病院だったので、すぐにMRI検査をしていただきました。
するとL3と呼ばれる場所のヘルニアが突出していました。
薬の効き目がなかったということを伝えると、入院して点滴を投与するという話になり2週間入院しました。
入院中に家とは違って徹底的に動かなかったのもあって、だいぶ緩和されました。
入院中に手術を勧められましたが、自分でも勉強して賛否両論の意見があることを知りました。
自分の力を信じたいと思い、退院後は整体に通いました。
完璧な完治とまでいかなかったので、何より自分が信じられる先生と巡り合うことが大切だと考え、県内から県外まで7つほどの整体に通いました。
その間、徹底的に重いものは持たない、疲れることは極力しない、早めに体を休ませる。
まだ若かったのですが、土日は遊びすぎず休日として身体を大切にしました。
歳月は3年ほどでした。
そんな腰痛と上手くつきあっていた頃に交通事故に遭い、症状は大したことはありませんでしたが、MRIを再び撮ると、今度はL3だけではなくL4、L5も突出していました。
整形外科の考えでは、これだけ症状が出ないのは珍しいと驚かれました。
自分が腰に爆弾をかかえていると思い、それからはインナーマッスルを鍛えるようにしました。
腹筋や背筋をいきなり鍛えるのは怖かったのと、当時流行っていた美木良介さんのロングブレスを毎日行ったのです。
手術適応と言われたヘルニアを3つも持った私ですが、最初の発見から15年、L4L5が判明してからは10年になりますが、今でも健康的に2児の母として妊娠出産を問題なくすることができ生活しています。