私の腰痛歴は長く、通勤電車の中で立つのも、仕事場で椅子に座るのも辛いことが多いです。
主に痛みを感じるのは、お尻の下というか大腿の裏です。
10年ほど前に整形外科を受診しレントゲンを撮りました。
結果は『腰椎すべり症』で、背骨の関節が前にずれてしまっていることが分かりました。
医師には「今のところ何もすることはないが、将来もっとひどくなったら手術することになるだろう」と言われました。
医師は痛み止めを処方してくれました。
「痛みをごまかす以外に方法はないのか?!」と随分がっかりして帰宅したのを覚えています。
それ以来、治療を諦め医者に通うこともなく、かといって整体に行くこともせず、痛みをごまかして生活してきました。
そして電車の中で大腿の裏がつっぱるようで立つのも辛くても、座ってパソコンに向かうのが苦痛でもがんばっていました。
またママさんバスケに参加しているのですが、かなり無理して練習していました。
そんなある日、限界が来ました。
バスケの最中にジャンプして着地した瞬間、膝に大きな違和感を感じました。
MRIで見ると、膝の皿の部分を損傷していました。
そのせいで歩くたびに膝に水がたまって脚がパンパンに腫れてしまいました。
1年間は膝に違和感があり、腰痛もひどく、1年間運動は休み、膝と腰をしっかり治療することにしました。
このとき『ひざ痛はここまで治る』という本の著者である先生に診ていただきました。
しばらくはこちらの整形外科に膝のリハビリに通い、膝が治ってからは腰痛の治療に整骨院に通っています。
今通っている整骨院では、主に背中、腰、脚の固くなっている筋肉をほぐしてもらっています。
「すべり症でも体の使い方次第では痛みが出ることなく過ごすこともできますよ」と言われたのが励みになりました。
生活の中で中腰にならないように、荷物は体の真ん中で持つようにと、日々の動作を少し気をつけるようにしています。