ヘルニアが首にもなった時の治療方法とは?保存治療と手術治療がある?

20151115
ヘルニアというと腰を想像されることが多いのですが、腰だけではなく首もヘルニアになることがあります。

そもそもヘルニアというのは「本来有るべき状態から飛び出した状態」を指す言葉であり、首の場合は頸椎椎間板ヘルニアと呼びますが、これは頸椎の間にある椎間板が飛び出した状態ということになります。

このようになってしまう原因には様々なことがあって、一概にこれというのは言いきれません。

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例えば、スポーツや車の運転中などに急に振り返ったり、デスクワークなど同じ姿勢を長時間続ける場合、重い物を持ち上げる際に力が入ったりすることで発生することもあるので、発症するケースは様々なのです。

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共通して言えるのは「頸椎に負担が掛かった状態で動かす」というのが当たるかもしれません。

椎間板ヘルニアになると、神経が圧迫されることによって体の所作に影響を及ぼします。

代表的な症状は、肩から手先にかけて痛みやしびれ、感覚の異常や筋力低下といったものが起こります。

首のどの部分に発生しているのかによって、影響が出てくる部位が違うという特徴があります。

治療法としては大まかに保存治療と手術治療に分かれますが、確実に症状をなくせるというのは手術治療です。

症状が悪化するまでは頸椎牽引療法、頸部のカラー固定、頸部のマッサージといった方法が行われますが、これらの治療はあくまで状態を緩和させることが出来るだけで、根本的な解決とは言い難く、場合によってはより悪化してしまう恐れもあります。

腰のヘルニアと同様に、なりやすいものの根絶的な治療法というのが無い症状であるため、そもそもヘルニアにならないように日常の予防が重要となります。

定期的に体をほぐすことや、急激な首の動作などは出来るだけ行わないなど、日頃から注意しておきましょう。

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