腰痛の時は、痛みにもよりますが、あまりにも腰痛がひどいという場合はお風呂へ入るのも苦痛になります。
腰痛がひどい時は、お風呂に入る際に湯船に浸かろうと足を上げるだけでも腰に電気のような痛みが走ります。
その痛みを考えると、お風呂へ入るのを躊躇してしまいがちです。
動くだけでも腰の痛みが激しい場合はお風呂へ入ることを控えた方が良いのですが、ある程度動けるようになったらお風呂へ入った方が腰痛を軽減させる効果があります。
もし、ぎっくり腰になり腰痛を起こしている場合は、炎症を刺激してしまうのでお風呂へ入るのは控えましょう。
急性の腰痛ではなく慢性の腰痛でしたら痛みにより筋肉が緊張している場合があるので、お風呂へ入って筋肉をほぐすことで腰痛が和らぐこともあります。
お風呂の入り方は、熱いお風呂に急に入ってしまうと体がびっくりしてしまうので、湯船に浸かる前にかけ湯をしたりシャワーを浴びたりして体の温度を少しずつ上げてから湯船に浸かるようにしましょう。
お風呂の温度ですが、38度位が良いと言われています。
腰痛の原因は、筋肉の緊張や血液の循環が悪くなってしまっている事が多く、その原因を解消してくれる方法にお風呂に浸かることはとても効果的なのです。
ぬるめのお風呂にいつもより長く浸かることによって体が温まり、血液の循環が良くなることによって腰痛が軽減されることがあります。
長めのお風呂が良いからといって、汗をかいてしまうくらいに長湯をする必要はありません。
ぬるめのお風呂に入り、気分がリラックスする程度でOKです。
お風呂に入り体を温めてリラックスさせるだけでも腰痛には効果があるので、いつもシャワーだけで済ませているのなら、たまにはゆっくりお風呂に浸かって体も気持ちもリラックスしてみましょう。