腰痛と便秘はあまり関係がないように思うかもしれませんが、便秘が腰痛の原因になることがあるのです。
便秘が悪化するとお腹がぽっこりでませんか?
溜まった便がお腹をぽっこりにしてしまうのです。
腸に便が溜まると神経や血管が圧迫されて刺激します。
腰に負担がかかって神経が圧迫されているところに便秘による圧迫が加わることで腰痛が悪化します。
便秘のときは腸内で悪玉菌が増えています。
悪玉菌はアンモニアなどの有害物質を作りだし、これらの物質が腸壁から吸収されて血液に入りこみます。
有害物質を含んだ血液はドロドロです。
腰痛を治すには血流を良くして患部に栄養を届けることが大切ですが、血液がドロドロになると血流が悪くなって栄養が届きにくくなります。
そのため、痛みが悪化して治りが悪くなります。
便で血管が圧迫されていることも血流を悪くする原因です。
腰痛と便秘の原因には共通点があります。
どちらもあまり動かない、睡眠不足、運動不足、ストレスなどが関係しています。
原因に共通点があるので、腰痛と便秘が同時に起こるのです。
便秘を改善することで神経や血管の圧迫がとれ、血流も良くなって腰痛の軽減が期待できます。
腰痛と便秘の原因は共通するものが多いので、便秘を解消する習慣は腰痛の解消にも役立ちます。
入浴にはリラックス作用があります。
温熱作用が血流を良くします。
ストレスがたまると腸の動きが鈍くなります。
リラックスすることによりストレスで固くなっていた腸がほぐれ、温まって血流が良くなることで腸の動きが活発になります。
血流が良くなって腰にも栄養が届きやすくなり、治りを促してくれます。
無理のない範囲で運動をすることも血流が良くなり便秘と腰痛の改善に良いです。