腰という漢字は「要」という字が入るほど重要な部分で、体の中心にある腰はとても大事な場所です。
腰痛は様々な要因で起こるとされています。
内蔵からくる腰の痛みは、重大な病を招く恐れのある「腎臓」や「肝臓」、「胃」、「膵臓」等の主要内臓器官からの危険信号として知られています。
そして腹筋と背筋のバランスが崩れる事により、腰痛が発生するともいわれています。
女性の場合は、ホルモンのバランスの変化により自律神経が乱れやすくなります。
周期的に変わるホルモンバランスの影響で腰が痛くなるとされています。
まず腰痛になりやすい人の特徴を挙げてみます。
歩くのが遅い人、長時間座りっぱなしの仕事の人、柔らかい敷き布団で寝ている人、肥満体型でお腹が出ている人、いつも同じ方の肩にバッグの紐を掛ける人、重い荷物を持つ事が多い人、椅子に座る時に足を組む癖がある人、前傾姿勢でいる事が多い人等です。
先に述べた様な腰痛の原因の他にもたくさんの原因があり、それについてもいくつか述べていきます。
一つ目に椎間板ヘルニアは、腰痛の痛みと共に神経が圧迫され、痺れも出てきてしまいます。
椎間板ヘルニアは腰椎椎間板が突出ていて、脊椎中枢神経や末梢神経が圧迫されている状態になります。
二つ目に腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管は背骨にある脊髄中枢神経の通り道の事をいい、背骨が歪んでいるとその場所は狭くなってしまい、神経を圧迫して腰痛や痺れを引き起こします。
三つ目に腰椎分裂症・腰椎すべり症は、腰椎分裂症や脊椎すべり症は高齢者に多く、椎間捻挫と同じで腰椎がずれる事で痛みが発症します。
ぎっくり腰と違うのは、滑ってずれた腰椎が元に戻らずにずれっぱなしの状態である事です。
四つ目に変形性腰椎症は、腰椎分裂症やすべり症と同じく高齢者に多く見られるのがこの変形性腰椎症です。
こちらの原因は「加齢」によるものとされています。
たくさんの原因があるので、気になったらまずは病院に行ってみる事が一番の解決策です。