日常生活の中で急に襲ってくる腰痛というものは、日時を選ばず突然くるものです。
病院へ行くのが一番良いのですが、曜日によっては病院がやっていないことや、時間的の都合が合わないということも考えられます。
そうなってくると、利用出来るのは薬局で販売されている市販薬です。
最近では効果の高い市販薬というのも増えているので、病院に掛かれない場合であっても市販薬で随分と楽になります。
腰痛に効く市販薬は、湿布薬と塗り薬、そして内服薬の3つが主流です。
一番人気は湿布薬で、近くの薬局に行けば何種類もの湿布薬を選ぶことが出来るでしょう。
炎症を抑える成分であるインドメタシンや痛みを抑えるジクロフェナクナトリウムといった様々な成分が配合されていて、これらの湿布を貼ることで皮膚の上から成分が浸透して腰痛に効果があるという仕組みです。
他にも商品によって様々な特徴があり、腰痛の状態によって使い分けることも可能となっています。
塗り薬も湿布薬とほぼ同じで速効性はこちらの方が高いといえますが、直接肌に薬を塗るので慣れないと上手に塗れないことや塗った薬の感触が苦手という方も多いかもしれません。
次に内服薬です。これも湿布薬ほどではありませんが種類があります。
内服薬は湿布薬以上に成分や効果に違いがあり、腰痛に効くシステムも違います。
例えば、ある商品は鎮痛成分であるイブプロフェンを配合することによって痛みを直接抑えますが、ある商品では神経や筋肉に影響のあるビタミンB6やB12、ビタミンB1誘導体フルスルチアミンなどを配合することで、直接ではなく間接的に痛みを抑える仕組みを取っています。
速効性を謳った商品もありますし、中枢神経を直接刺激するようなものもあります。
湿布や塗り薬は苦手という人でも失敗無く利用出来ます。
どれも昔に比べて格段に効果が出るようになっていますので、どうしてもという時は薬局の市販薬で対処するのも良いでしょう。