年齢を重ねていくと、「なんだか最近、腰が痛い」「重い物を持った後から腰が痛む」「慢性的な腰痛に悩まされている」などの声をよく耳にします。
腰痛は一日寝ていればすぐに治るというものではありません。
腰痛が慢性化してしまうと、仕事や普段の生活にも大きな負担がかかってしまいます。
しかも、腰痛を放っておくと足にも負担がかかり体のバランスが悪くなり、足の痛みを起こしてしまうことがあるので、「腰が痛いな」と思ったら早めに対処することが大切です。
腰は体の中心でしっかり体を支えてくれています。
ですから、腰を痛めてしまうと立っていることも困難になってしまいます。
腰痛は、寝ていても痛むという厄介な痛みです。
そんな腰痛を未然に防ぐことが出来る腰痛対策は、色々とあります。
そのひとつに、筋トレがあります。腰の筋トレ?
と思うかもしれませんが、これはとっても重要なのです。
腰痛は脊椎の中の腰椎という部分で、なんらかの異常が起こって痛みを発するということが多いのですが、毎日立ったり座ったり動いたり重い物を持ったりする時に重要な役目をしているので、動かさないということはできません。
特に重い物を持つ時に腰椎に負担があまりかからないようにコルセットを巻くと負担は軽減されますが、コルセットをずっと巻いていると逆に腰椎周辺の筋肉が衰えてしまい、逆効果になることがあります。
そのために、腰の周りの筋肉をつけることが非常に大切です。
そこで、腰痛対策のための筋トレが必要となってくるのです。
腰の周りの筋トレはとても簡単です。
この筋トレは嬉しいことに寝たまますることもできます。
まずは、仰向けに寝ます。
そして、軽く膝を曲げてゆっくり上体を前に起こし、起こした状態のまま5秒間その状態をキープして、上体をゆっくり戻します。
これを一日10回するだけでも、腰痛対策になります。
とても簡単な筋トレなので、腰痛対策に是非試してみましょう。