ギックリ腰を予防するには?酷い痛みを経験したことから言えること


10年前にモデルのお仕事をしていたことがありました。

当時、2週間後に大切な撮影を控え毎日ジムに通ってダイエットに励んでいました。

ちょっと頑張りすぎたかな…と思いながら帰宅した翌朝、座った瞬間「ギクッ」という感覚と共に酷い痛みを感じました。

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それが私の初めてのギックリ腰でした。

整形外科を受診し、湿布薬を処方されました。

腰痛だから湿布を貼ればすぐに治るかなという私の期待もむなしく、症状は悪化して歩行は摺り足、体勢を変えることが一番辛いので一度座ると立ち上がれない。

そんな日々で撮影への不安が募りました。

それでも10日後には通常通り歩行できるようになり、無事撮影を終えました。

しかし、15センチのパンプスを履いての長時間の撮影で、二日後に腰痛が再発しました。

前回よりもひどく、外にも出られない日々。

それ以来無理な筋力トレーニングは止め、毎日ストレッチをするよう心掛けました。

それから5年後、妊娠し初期のつわりで横になっている事が多かった為か筋力が落ち、お腹が大きくなるにつれひどい腰痛に悩まされました。

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簡単な腰痛体操を毎日行うようにと整形外科から指示を頂いたのですが、出産後は慣れない育児で余裕もなく、掃除機を持ち上げた瞬間に2回目のギックリ腰になりました。

1回目よりも症状は重く、起き上がることすらできませんでした。

夫に支えられながら病院へ向かう途中、痛みのあまり顔面蒼白になり数秒間意識が飛んでしまいました。

1回目のギックリ腰やその後の腰痛の時には、お医者様から「ギックリ腰は安静にするしかない」という説明をされましたが、2回目のギックリ腰で受診した整形外科の先生は、私の安静にできない状況を理解してくださり、鎮痛剤、筋肉を和らげる薬、貼り薬、痛み止めの座薬の処方に加えブロック注射を打って下さいました。

おかげで、その日の夜には歩行できるようになりました。

ギックリ腰にならない為には、一つ目に、猫背にならないように良い姿勢を心掛ける。

二つ目に、高い所の物を取る時は背伸びせず踏み台を使用する。

三つ目に、しゃがむときは腰を捻らず正面に向き直る。

この三つがとても重要です。

誰でも知っているような知識ですが、簡単だからこそ日常生活で怠ってしまうことを徹底することでギックリ腰を予防できると思います。

そう言いながらも先週、ギックリ腰の一歩手前の痛みを感じたばかりなので、自分自身に言い聞かせています。

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