坐骨神経痛の原因とは?若い人でも腰椎椎間板ヘルニアによりなる恐れがあるので腰に負担の掛かる動作は控えよう

20150620
坐骨神経痛は、主に腰から足にかけて伸びている坐骨神経が様々な原因によって圧迫されたり刺激されたりすることで、痛みやしびれが起きます。

このような症状が起きる坐骨神経痛は腰痛を伴う事もあり、お尻や太ももの前や後ろ、すね足の先の部分まで、麻痺や痛みにより歩行障害を起こす場合もあります。

坐骨神経痛の主な原因は、若い方の場合は腰椎椎間板ヘルニアが原因でなる場合が多く、高齢者は腰部脊柱管狭窄が原因で発症する場合が多いです。

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腰部脊柱管狭窄は、加齢とともに腰の骨と骨の隙間が狭まることで痛みを感じる現象です。

腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄の両方に共通して言える事は、背骨の腰の部分に起きている異常な状態で坐骨神経が圧迫されて、下半身に痛みやしびれを引き起されます。

背骨の脊椎は、身体を支える大切な役割があります。

そして、脳から背骨に沿ってのびてきた脊髄の神経を守る約割もあります。

腰部脊髄管狭窄は、先ほども少し触れましたが、中高年になると腰の近くの脊髄管が老化して脊髄管が狭まってしまい、神経が圧迫されることにより痛みが起きる現象です。

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神経根や馬尾と言われている部分が圧迫されて下半身にしびれや痛みを感じるのです。

さらに症状が悪化すると、麻痺や間欠跛行と言われている痛みにより、歩行が困難になってしまう場合もあります。

坐骨神経痛が起きやすい身体の部位は、前面では太ももから下のすねの部分、さらには足のつま先まで症状が現れる人がいます。

また、体の後ろの部分では、お尻のあたりから太ももとさらにその下のふくらはぎにかけて痛みを感じる場合があります。

このような症状が現れた時には、放置しておかないでなるべく早く専門の病院で原因を調べて正しく対処した方が良いです。

痛み止めなども処方してもらえるので症状が和らぎますし坐骨神経痛の治りが早くなるので、専門医による診察が大切です。

ヘルニアの場合は、突然症状が現れて痛み具合がかなりキツイので、自力での歩行ができなくなる場合もあり、注意が必要です。

また、この症状はクセになると何回も現れる事があるので、腰に負担が掛かるような動作は避けた方が無難です。

ヘルニアが原因で起こる坐骨神経痛は、痛む場所によってはヘルニアが完全に治っていないのかと思いがちですが、ヘルニアが原因で坐骨神経痛になる場合もあるので、再度病院での診断が必要です。

痛みやしびれの症状が現れたら速やかに専門の病院に行きましょう。

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