50代の主婦です。
若い頃から何度かぎっくり腰を経験し、腰痛には悩まされてきました。
重い物を急に持ち上げたり、不自然な姿勢を取ることにより強い腰痛が発症し、2~3日は歩くのも辛く、寝込んでしまうことがたびたびありました。
昨年の夏、7時間ほとんど座ったままというデータ入力のアルバイトが2カ月続いた後、いつものぎっくり腰とは違う腰痛を感じるようになりました。
以前は腰痛の治療は主に自宅近辺の整骨院でマッサージを受けることで解消していましたが、この頃には整骨院でのマッサージには全く効果を感じなくなってしまっていました。
症状は、ぎっくり腰のような強い痛みではないものの、体を前に傾けても後ろに反らせても痛く、さらに下肢にしびれを伴うというものです。
さらに、長時間歩き続けると下肢がだんだん重く、だるくなって、歩くのが辛くなってしまうのです。
これはさすがにおかしいと思い、総合病院の整形外科を受診しました。
レントゲンとMRIを撮っていただき、診断の結果、腰部脊柱管狭窄症と腰部椎間板ヘルニアを併発しているということでした。
腰部脊柱管狭窄症は高齢者の病気だと思っていたので、病名を聞いたときはショックを受けました。
医師の説明では、原因は遺伝的なものもあるが、長時間同じ姿勢を続けたりすることによって発症する場合もあるとのことでした。
特に座りっぱなしは良くないと言われました。
腰部脊柱管狭窄症は背中を反らせると痛み、腰部椎間板ヘルニアは前かがみになると痛むため、日常生活にも支障をきたし、本当に辛いです。
幸い、手術をするほど重症ではなかったため、鎮痛剤と湿布薬でしばらく様子をみることになりましたが、完治する病気ではないので、将来悪化しないか、とても不安です。
ぎっくり腰は数日間安静にすることで完治しますが、一言で腰痛と言っても、このようなやっかいなものもあります。
腰痛だけではなく脚にしびれがある方は、できるだけ信頼できる整形外科への早めの受診をおすすめします。