5年ほど前のことです。
雨の日に歩いていてタイルで足を滑らせ転んで、尾てい骨を打ちました。
仰向けに倒れて起き上がれなくなったので、周りの方に救急車を呼んでもらい、大きな総合病院に運んでもらいました。
レントゲンを撮ると尾てい骨にはヒビが入っていました。
一応、骨折という判断なのですが、尾てい骨は自然に治るのを待つしかないとのことで、痛み止めだけ出してもらい、帰宅しました。
自宅で安静にして、1週間ほどで痛みはかなり引いたのですが、腰痛がいつまでも続きます。
病院では『もうヒビは治っている。強い衝撃だったから腰痛が残っているのだろう。』とのことで、痛み止めをくれるだけでした。
よく、『私、腰痛持ちなんです。』と言って辛そうにしている人を見かけますが、私もそうなってしまうのかなぁと悩んでいました。
そんなときに職場の先輩から『いい整骨院の先生がいる』と紹介してもらって、行ってみることにしました。
整骨院というとポキポキされたり電気治療のイメージがありましたが、私が行ったところは、先生の手だけで、しかも優しい施術だけでリンパの流れが良くなりました。
また、骨盤の歪みが痛みの原因だと指摘され、正しい歩き方や座り方、立ち方を教えてもらいました。
たった一回の施術で嘘のように腰痛が治ったのですが、正しい骨盤の位置を定着させるため1週間に1回、トータル10回ほど通って完治しました。
西洋医学ももちろん素晴らしいし、レントゲンを撮らないと分からない事もありますが、東洋医学も組み合わせることで腰痛の辛さから解放されるかもしれません。