1年半ほど前から、首の痛みや痺れ、肩の凝りが酷くなってきたので、整形外科に通っていました。
レントゲンを撮影したところ、首の6番目と7番目付近の骨が変形してしまっているとのことで、それが原因で指先や腕の痺れが出ているようでした。
パソコン作業をメインに仕事をしていたので、首が痛いと仕事にならないことを医師に相談すると、長期のリハビリと薬の服用が必要だと言われました。
また、念のためMRIで詳しい状態も見ることになり、その病院と提携している脳神経外科でMRIの撮影もしました。
MRIの結果を見た医師からは、「頸椎椎間板ヘルニア」という診断を受けました。
原因は、やはり長年の姿勢の悪さだったようです。
はじめの1週間は、痛み止めと痺れを改善させるためのビタミン剤で様子をみることになったのですが、ほとんど効き目がなく、痛みは残ったままでした。
翌週そのことを医師に話したところ、ブロック注射をするかもっと強い薬を出すか、どちらがいいか希望を聞かれました。
ただ、私には専門的なことがよくわからなかったので、どちらの方に効果があるのか聞いてみると、薬の方に効き目があるかもしれないという話だったので、迷わずそちらをお願いしました。
トラムセットという薬でした。
飲み始めは眠気や吐き気といった副作用があるのですが、しだいに慣れてきます。
1週間くらい服用したあたりから、徐々に効果があらわれてきました。
まず、痺れが改善され、首の痛みも和らいできました。
ただ、仕事ではパソコン作業を続けていたので、すぐに完治することは難しい状況でした。
それでも医師を信じて定期的に通院し、薬を飲み、首の牽引や電気治療といったリハビリを続けていました。
それを1年半もの間続け、ようやくこのほど完治したのです。
今では薬も飲んでおらず、リハビリにも通っていません。
ただ、医師からは、パソコン作業時の姿勢に気をつけることを強く言われています。
それ以来、姿勢強制ベルトや首を支えるサポーターなどを自分で購入してケアをしています。
今のところ痛みはないので、今後も姿勢には気をつけて生活していきたいと考えています。