子供達が小さい頃の体験なのですが、子供を抱っこすることで腰痛が起こるなんて当たり前のことだと思い、あまり気にしないで生活を送っていました。
ちょっと痛みが酷いと感じる時は、普段より長めにお風呂に浸かって腰を温めたり、遊びの延長で子供達に腰を踏んでもらったりしてやり過ごしていました。
どうにかなると思っていた腰痛でしたが、どんどん悪くなっていき、自転車を走行中に歩道に上がる少しの段差が腰に響くようになり、子供を抱き上げる度にビリビリと電気が走るような痛み、そしてくしゃみの度に太ももまで痺れるような変な感覚になって、やっと整形外科を受診しました。
まず医師の軽い触診から始まり、指示された動きをしてどういった姿勢だと痛いのかを訴える診断。
次にレントゲンを撮り、結果待ち。
私は湿布をもらうくらいで終わると思っていたのですが…。
結果、医師曰く「簡単に言うとヘルニアの一歩手前です」とのことでした。
レントゲンと腰椎の模型と照らし合わせて分かりやすく医師が説明してくださいました。
傾きがおかしい腰椎が1つある。
その傾きのせいでヘルニアになりかけている。
既に足の痺れがある為、重い物を持つのは禁止。
とのことで、子育て真っ只中の私には厳しい結果でした。
腰椎の傾きがおかしくなっている理由としては、やはり重たい物や抱っこ等が原因だそうで、子育てママには珍しくない症状のようです。
結果の説明が終わり次第、すぐに私用にコルセットをつくっていただきました。
そして、その整形外科病院にあるリハビリステーションに案内され、電気治療が始まりました。
電気治療には賛否両論あるみたいですが、私自身とても気持ち良かったし腰も軽くなった気がしたのでオススメです。
あとは普段の生活での注意点等を聞き、自宅でも腰に負担がこないよう努力していました。
洗顔時や掃除中に前屈みになってしまう場合、片足を踏み台に乗せて屈むと負担が軽減される事や腰椎の傾きと逆方向に伸びをするようにしたり、むやみにマッサージをしてはいけない等、小さな努力をし続けて半年程ですっかり腰痛もなくなりました。
もうくしゃみも怖くありません。
腰痛が全くない今でも、腰に負担のかからない姿勢を常に気にしながら生活しています。