腰痛に悩まされている人は、世の中にたくさんいらっしゃいます。
その方々の腰痛の治療法となると、その方法は多岐に渡ります。
マッサージや温熱療法、または整体と様々です。
その中に特異な方法としてあるのは、EMSマシンを使った治療法です。
EMSマシンは元々、低周波を応用した筋力トレーニングマジンです。
吸盤タイプのテープを腹部に張り、一定時間、低周波の震度を腹筋に与えることで、腹部の脂肪燃焼を促進させると同時に筋力をアップさせる仕組みです。
このトレーニング法を腰痛の治療法に応用できないかという発想なのです。
吸盤部を腰の痛い箇所に貼り付けて20分~30分程度、低周波の振動を腰痛部に当てていくのです。
これは、腰の奥の神経まで温熱で暖かくさせる効果があり、腰の痛みには大変効果があります。
病院や整体でも、赤外線治療の他に低周波による治療機があるのですが、これと同様の原理で治療できるのです。
しかし注意しなければならないことは、筋力トレーニングのマシンが本来の目的なので、実際には専門の治療器を使う方が安心はできるかと思われます。
EMSマシンの機能の一つで、「リラクゼーションモード」や「マッサージモード」と呼ばれる機能を使って、腰痛を和らげることになりそうです。
低周波の専用マジンは筋肉の凝りをほぐし、血行を改善する効果があります。
本来はスポーツ選手のこわばった筋肉をマッサージすることから注目されていたと思われるのですが、EMSマシンは美容、健康といった分野でも民間の治療器として使えることが分かり、今では医療関係でも幅広く用いられるようになったのです。
よって、本来の目的が筋力トレーニング向けだとしても腰痛の治療に一定の効果が期待できることも事実なのです。