私は今から8年前に、仕事中に段ボール箱を持ち上げようとして腰がグキッとなりました。
いわゆるぎっくり腰です。
段ボールはそれほど重くはなかったのですが、それでも持ち上げようとしたとき、まだ荷物の重量を感じる前にぎっくり腰になったのです。
ぎっくり腰になったのはこれが初めてで、しばらく無理をしなければ自然に治ると思っていました。
ところが翌日にはさらに痛くなり、できる動作も減ってしまい焦りました。
幸いにも会社のあるビルの上階に病院があったので、翌日出社してすぐに上司の勧めで通院しました。
その病院は内科、外科、胃腸科、肛門科の看板があったので、おそらく外科の扱いだったと思います。
診断は腰痛、処置は湿布とコルセットでした。
湿布は2日間張っただけでしたが、コルセットは1週間くらい巻いていました。
本当はもう少し巻いていたかったのですが、コルセットを長い期間巻き続けると筋力が落ちるからと、医師にも2週間くらいで止めるように言われていたので外しました。
医師に言われたよりも短い期間でコルセットを外したのは、筋力が落ちると言われたことにビビってしまったからです。
筋力が衰えたらまた腰痛になるかもしれないと不安でした。
でも、痛みがある内はムリに外さない方がいいかもしれません。
痛みを我慢して生活する方が腰痛を悪化させるそうです。
またぎっくり腰は癖になると言いますが、この後に2回ぎっくり腰の一歩手前というような症状になったことがあります。
1回はまた荷物を持ち上げようとした時に腰に違和感を感じました。
荷物の持ち上げで再び腰が痛くなったので、この時から荷物を持つ時はスクワットのようにしゃがんでから荷物を持って立ち上がるようにしています。
それからは荷物のせいで腰を痛めることはありませんでした。
もう1回は最近、階段で転んだ時に軽いぎっくり腰のようになりました。
腕に赤ちゃんを抱いていたのですが、腰を打ちつけた感じはなかったので、赤ちゃんを庇うために無理な体勢になったのだと思います。
これは事故なので防ぎようがありませんが、気を付けようと思いました。
私はぎっくり腰でしたが、腰を痛めると人は何もできなくなります。
歩けないし、立ったり座ったりすることもゆっくり静かに動いて何とかできたくらいです。
酷い人は寝たきりの状態だと聞きます。
腰は大事な部分なので気を付けましょう。