ウォーキングの途中で腰が痛くなるという方にお勧めの腰痛ベルトについてです。
ウォーキングの時に腰が痛くなってくる方の特徴としては、お尻が後方に落ちている、股関節の動きが悪いという方が多いです。
こういった場合に、よくあるお腹周りに巻くタイプの腰痛ベルトをしても効果がないわけではありませんが、効果としては薄いです。
理由は、腰痛の原因が骨盤に対してサポートできていないためです。
また、動く時にお腹周りに巻くタイプは、蒸れて暑いという欠点もあります。
こういった時にお勧めなのが、仙骨ベルトといわれるタイプです。
この仙骨ベルトは、骨盤の真ん中の骨(仙骨)を支えてくれるクッションの様な物が付いており、下腹周りを中心に巻くタイプのベルトで骨盤の中心の仙骨の傾きを抑え腰にかかる負担を減らし、骨盤の傾きからくる股関節の動きにくさを防いでくれるベルトになります。
ベルトの太さは、ズボンのベルト通しに通る様な細い物から骨盤全体、下腹からお尻までをカバーする太さの物まで様々なタイプがあり、細いタイプの物は、仙骨を支えベルトを締め付けることで下腹の緩みを防いでくれるので、股関節が動きにくくて痛みを感じやすい人に向いており、歩き始めに腰痛を感じやすい人、ある程度歩くと腰痛が和らぐ人に向いています。
太いタイプは、骨盤全体、お尻が落ちないようにサポートしてくれるので、ある程度歩くと腰が痛くなって引かない人向きとなります。
腰痛ベルトは色々あり、どれを買ったら良いか迷いやすく、どれでも同じだろうとなりがちですが、自分の姿勢や歩き方、どんな時に痛みを感じるのか?
というのをまず自分で観察して、自分の腰の状態にあった腰痛ベルトを選ぶようにしましょう。