中高生の頃、柔道部に所属していました。
毎日の練習は厳しく土日どころか盆正月もないほど柔道付けの毎日でした。
私は小柄なので得意技は背負い投げ、一本背負いでした。
あるときから腰に痛みを感じるようになり、ついには技をかけられなくなってしまいました。
困った私は顧問の先生に相談してある整骨院を紹介してもらいました。
整骨院では痛みの具体的な場所を探られました。
日々の厳しい練習で疲れが蓄積され、使い痛めになったと診断されました。
使い痛めといえば電気治療かと思っていましたが、針治療でした。
そのとき私は針治療をしたことがなかったのでとても怖かったことを覚えています。
ですが、今思うと針治療がされているところが直接見えない腰だったことがよかったのかもしれません。
見えたら恐怖感はより、強くなっていたのかもしれません。
治療がはじまるととても不思議な感覚でした。
針を刺されている感覚はあるのですが、刺されている痛みはなく、腰の痛みには直接、働きかけてくるようでした。
治療が終わった直後は特に腰痛が改善されたわけではなく、腰には鈍い痛みが残っており、治療前とあまり変わりませんでした。
効果がでたのは翌日でした。
痛みがうそのように消えていたのです。
それから1ヶ月ほど定期的に通いました。
それからも腰や他の部分の痛みが出るとすぐにその整骨院の針治療をしてもらうために通うようになりました。
人によって針治療の効果は違うようですが私には合っていたようです。