ずっと同じ姿勢でいることや、かがむ時間が長くなると、どうしても腰痛が出てきてしまいます。
鈍い痛みやだるいような感覚が腰に残ると、どうしても気分もふさぎがちになってしまいます。
腰の不快感から、日常生活の些細なことも億劫になってしまうので、腰痛は本当に嫌なものです。
年齢を重ねれば誰でも腰痛とのお付き合いが始まってしまいますが、すっきりと治すことは難しいかもしれません。
でも、腰痛があるのは仕方なくとも、上手に付き合っていくことはできます。
自分で腰のケアをしながら、趣味や普段の生活を楽しく過ごすための工夫をすれば、毎日はもっと楽しくなります。
腰痛持ちになったら、対策として腰痛改善のポーズをとることがカギとなります。
腰痛を起こす原因は、筋肉の緊張です。
腰回りの筋肉が凝り固まり動きが悪くなると血液の循環が悪くなり、痛みやだるさなどの不快感を覚えます。
座ったまま動かないことや同じ姿勢で長時間いれば、嫌でも腰に負担がかかってしまいます。
動かないと血液の流れが滞るので、腰痛を感じてしまうのです。
ですから、肝心なことはこまめに動き、無理な姿勢をとらないことです。
とはいっても、そうはいかないこともありますね。
そんな時は、腰痛を改善するポーズをとることで血液の循環を良くし、筋肉の緊張をほぐしてあげることが大切です。
腰回りの筋肉をほぐすのに効果的なポーズは、前屈です。
もちろん、人それぞれに身体の硬さは違いますから、無理はしない程度に行います。
座ったまま両足を前に投げ出し、息を吐きながら腕を脚の上を滑らせるように前屈します。
ポイントは息を吐くことです。
息をつめていては余計に体に力が入ってしまうので、意識的に息を吐きます。
30秒ほどかけてゆっくりと伸ばしていきます。
このポーズは腰回りとお尻の筋肉を伸ばす効果があるので、気持ちが良いと感じる程度の回数と時間で行います。
毎日の習慣にすると、腰痛を感じにくい体になっていくと思います。