腰痛ベルトは腰周りの筋肉をしっかりとサポートすることで腰痛を起こしにくい働きがあり、腰痛持ちの人には素晴らしく効果があるものです。
しかし装着方法を間違えると、思わぬトラブルの元になってしまうこともあるのでポイントをしっかり掴んで正しい装着方法を身につけた方が良いでしょう。
まず、疑問としてあがってくるのが、腰痛ベルトはそのまま素肌に装着するのが良いのか、それとも服の上から装着するのが良いかということだと思います。
実際どちらのやり方でも使用している人を見かけますが、結論からいえば腰痛ベルトは直接肌につけずに洋服の上から使用するのが正解です。
その理由として、腰痛ベルトを直接肌に巻いてしまうと、通気性の問題からも腰痛ベルトが当たっている部分の皮膚から発汗して蒸れやすくなり、汗疹などのかゆい湿疹に悩まされることになります。
また、衛生面から考えても直接皮膚につけることで皮膚から分泌される皮脂や汗などで腰痛ベルトが汚れやすく不快な臭いの原因となってしまうことも考えられるのです。
こういう理由から、腰痛ベルトは服の上から身に付ける方法をおすすめします。
服の上といっても、分厚い上着の上からではしっかりとしたサポート効果が得られないので、なるべく薄い衣服一枚の上から装着するようにしてください。
女性ならキャミソールの上、男性ならカッターシャツやTシャツの上などが一番良いでしょう。
しかし、男性でも通勤などの外出時などはどうしても腰痛ベルトが人の目にさらされると恥ずかしいということもあるでしょう。
そういうときには、ワイシャツやスラックスの上ではなく、肌着の上から腰痛ベルトを巻いても良いでしょう。
いずれにしても肌着を一枚挟んで装着すると、どうしてもずれやすくなるので、こまめに腰痛ベルトを締めなおすことをお忘れなく。