腰痛のツボは手の甲だけではない?腰付近の腎愈、三焦愈、大腸愈、志室やへその裏側にある命門、足首全面中央にある解谿も効果あり

20150719
年を取ると顕著になってくる悩みの一つが腰痛です。

腰痛の治療というとやはり湿布を貼ったりマッサージをしたりといった方法が一般的ですが、ツボ押しというのも治療法の一つとして知られています。

そもそも腰痛は筋肉が凝り固まることで血流が悪くなって発生するものもあり、ツボ押しは血流改善に効果があるので理屈の上では十分効果があるということになります。

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では、人体に何十とあるツボの中で、どのツボを押すと効果的なのかというと、一番多いのはやはり腰付近のツボです。

基本となるのは「腎愈」と呼ばれるツボで、ウエストラインの背骨から指2本分外側にあるツボです。

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その上に指2本分ずらすと「三焦愈」と呼ばれるツボがあり、「腎愈」から下の骨盤ラインの高さには「大腸愈」と呼ばれるツボが、「腎愈」のさらに指2本分外側には「志室」というツボがあります。

これらのツボをしっかりと刺激してあげることで、周辺の筋肉の血流が改善され、コリがほぐれるというわけです。

「そもそも腎愈の場所がわからない」という人は、へその裏側にある「命門」と呼ばれるポイントを覚えておけば、ツボが見つかりやすくなることでしょう。

腰以外ですと、手や足にも腰痛のツボが存在していて、手軽に押すのであればそちらの方が良いかもしれません。

手の場合は、「腰腿点」というツボで、手の甲の中心、人差し指と中指の骨の間と薬指と小指の骨の間の2点がそのポイントとなります。

足にもたくさんのツボがありますが、押しやすい部分であれば「解谿」という足首前面中央にある骨と骨の間の窪んだ部分です。

これらのツボは慢性的なツボに一時的な効果が期待されますが、これだけでは根本的な治療にはなりません。

ツボ押しと平行して根本的な腰痛改善治療を行うように心掛けましょう。

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