腰痛とは嫌なものです。
それだけに、なるべく腰を痛めないような腰痛予防ができれば一番です。
腰痛予防になる姿勢や動作とは?
腰痛の原因によくあるのが、長時間の事務仕事や重い荷物の持ち運びです。
こうした仕事に従事する場合は、その仕事の中に腰痛予防の方法を取り入れていかないと、いつまでも腰痛に悩まされることになります。
①椅子に座るときの姿勢
長時間に渡って事務仕事をしている場合、椅子に座る姿勢に気をつけることが腰痛予防の第一歩です。
正しい姿勢の基本は、
- あごを引いてお腹を引っ込める
- できるだけ腰と足の付け根が直角になる感じで座る
逆に良くないのは、
- 猫背になる
- 深く背もたれに寄りかかる
座っているうちにお尻の片方が痛くなったりするのは、重心が偏っているためです。
姿勢を正せば治りますので、よい姿勢を心がけたいです。
②長時間同じ姿勢を取る場合
- たまに立ち上がって軽く運動する
③中腰で前かがみになる場合
例えば、体重が70kgの人でも、立っているだけで腰に100kgの負荷がかかります。
これが中腰で前かがみになると150kgもの負荷になります。
この状態で重い荷物を急に持ち上げることは、かなり危ないです。
このような時は、
- 腰を曲げずにお腹に荷物を抱えるようにする
- ゆっくりと立ち上がる
ことが大切です。
腰痛予防に、適度なストレッチや運動を取り入れよう!
①椅子に座った状態でのストレッチ
- 首や肩をほぐす
- 椅子の背もたれに手を置いて、上半身を左右に回転させる
このとき
- 足やお尻は浮かさないこと
が大切です。
②床で行うストレッチ
私の体験になってしまいますが、
- 片方のヒザを抱えて胸に引きつける
- 太ももの筋肉をよくほぐす
他にも、
- あぐらを組むような体制で足の裏を合わせる
- つま先を両手で押さえながら手元に引き寄せる
というようなストレッチを行いました。
こうしたストレッチは、自分の体に合ったものを取り入れるといいでしょう。
ネットで検索すれば、ストレッチのさまざまな方法が見つかります。
③定期的なウォーキング
歩くことで
- 腹筋や背筋を鍛えられる
ため、お金をかけずに予防に取り組めます。
毎日30分など時間を決めて歩けば、
- ダイエットにもつながる
ので一石二鳥です。
④重い荷物を持ち運びするような仕事の場合
- 仕事の間だけ腰痛コルセットを付けること
も予防になり、負担が和らぎます。
基本は
- 慎重に荷物を持ち上げること
です。
腰痛予防を考える場合、普段の生活の中で姿勢に気をつけることや、適度な運動やストレッチを行うことが大切です。
腰が痛くならないようにするために、体力を付けるということが基本なのかもしれません。