腰痛はくしゃみや咳でも起こる?くしゃみは腰に負担をかけるものだと事前に心構えしておこう

20150804
くしゃみによりぎっくり腰を起こす人も珍しくはありません。

哀しいことにあまり深刻に思われないのが難点ですが、実はくしゃみというのは、突発的に腰を動かすような行動を伴ってしまいます。

「はくしょん!」という勢いのまま、腰に大きな力をかけてしまうのです。

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ですから、腰を傷めるのはむしろ当然といえます。

また慢性腰痛の人が、くしゃみをして腰痛を悪化させるケースもあります。

理屈はぎっくり腰と同じで、急に腰に負担をかけてしまうからです。

いずれの場合もなってしまったら数日は安静にして、その後なるべく動くようにするのが基本です。

とはいえ、慢性腰痛に苦しむ人やぎっくり腰の回数が多い人は、腰が痛いという事実だけで気が滅入りますよね。

ですから、「くしゃみは腰痛を起こすもの」とあらかじめ思っておくと良いでしょう。

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先に説明したように、くしゃみは「急に重いものを持つ」こととさほど変わりはない負担をかける行動です。

ということは、くしゃみをしたときに腰に負担がかからない方法を覚えておけば良いのです。

日常生活で1番やりやすいのは、物につかまる、机に手をつくなど支えを用意しておくことです。

「はくしょん!」の時にかかる力を腕が支えますから、その分腰に負担が来づらくなります。

また可能なら、膝を立てて丸くなるポーズをしておくと、元々腰を曲げている状態ですので、あまり身体に動きが無くて済みます。

もちろん、これらは咳などにも応用が利きます。

また花粉症など、くしゃみが出やすい原因がはっきりしている場合は、花粉症を治すか症状を緩和してリスクを減らすのも良い方法です。

いずれにしても「腰に急激な負担をかけない」ということを頭に入れたうえで、傷めてしまったら潔く諦めましょう。

また起きるかもしれないなどと考えていると、その考えが慢性腰痛を招くことが多くあります。

事前に心構えをしておき、腰を傷めたら「アンラッキー」と割り切るのが、突発的な腰の痛みと付き合う最善策です。

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