ある日、中腰で作業をしていたら、腰のあたりからビシッという音がしました。
実際には音がするというより、そんな感触が腰のあたりでしました。
その日は腰の辺りがじんわり痛くて、たとえるならちょっと強めの筋肉痛です。
やってしまった、ぎっくり腰!
「腰を痛めたかなぁ」程度の気持ちでしたが、まさかそれが1ヶ月近くも続く激痛の始まりとは想像もできませんでした。
本格的な腰痛は次の日から始まりました。
朝起きるときに、腰痛で満足に起き上がれません。
近くのイスや柱につかまってようやく立てたほど。
この時点でさすがにおかしいと思いましたが、まだ動ける状態だったので、その日は普通に過ごしました。
翌日になり、もう寝床から一人で立つことができません。
腰痛というより腰激痛です。
妻に支えられてようやく立ち上がりました。
でも立っているだけで腰に激痛が走ります。
さすがに非常事態だと思い、その日は有給を取り近くの整骨院へ行きました。
診断結果はいわゆるぎっくり腰。
それも重度の状態と診断されました。
先生から聞きましたが一口にぎっくり腰と言っても、いろいろと症状があるそうです。
自分の場合は、腰辺りの筋の断裂といわれました。
断裂の原因としては、身体が固いせいといわれました。
身体が硬いから、腰に負担がかかり一定以上の負担がかかったため、筋が断裂したそうです。
原因を聞き納得です。
整骨院での治療開始!
確かに自分は身体が固い。
実際に整骨院で治療を開始しましたが、やることと言えば下半身を中心としたマッサージとストレッチだけ。
「針治療はダメですか」とたずねたところ「一時的な治療にしかならない」と言われました。
根本的に腰痛を治すには、凝り固まった身体をほぐす必要があるそうです。
マッサージやストレッチですが、これで十分な治療になると説明されました。
ただし、本格的に治療に専念するため、2週間ほど仕事は休んだほうが良いと言われました。
最初の1週間は集中的に治療をしたせいか、数日もすると自分で立てるようになりました。
大失敗、再び腰を悪化!
調子に乗ってしまい、さっそく先生との約束を破って仕事へ向かいました。
これが大失敗です。せっかく良くなってきた腰が、最悪なことにまた悪くなってしまったのです。
次の日に慌てて先生のもとへ向かいました。
「直す気がないんですか!?」と怒られ返す言葉もありません。
またイチから治療をしなおしです。
それから2週間、最初の治療から約3週間。
ようやく腰の状態が元に戻ってきました。
まだコルセットをつけていないと、腰が痛みますが日常生活では問題なく動けるように回復しました。
先生からは「治療はこれで終わりではありません。日々のストレッチを忘れないでください」と言われてようやく整骨院から卒業です。
まとめ
今では腰痛はまったくありません。
腰痛の原因を少しでも解消するため、日々のストレッチを欠かさず、自分自身で腰のケアに努めています。