ひどくなると日常生活にまで支障をきたしてしまい、困りますよね。
腰痛対策としては姿勢を正す、生活習慣を改善するなどが挙げられるのですが、今回はその中でもブロック注射に注目してみました。
ブロック注射とはいったいどのようなものなのでしょうか。
痛みを起こしている部分に局所麻酔薬を注射する方法のことをいいます。
このブロック注射をすることによって痛みの原因物質である乳酸などを血液循環で流していきます。
そうするとこによって適度に筋肉をゆるめて炎症を緩和することができるのです。
このブロックというのは交感神経をブロックする、という意味であり、交感神経をブロックすることによって血管を拡張させることができます。
そうなると血流が改善され、痛みが消えていくのです。
注射が痛いのではないかと不安に思われる方もきっと多いことでしょう。
しかしこのブロック注射に使われる針は病院によっても様々ではありますが、だいたい0.5ミリほどであり、これは一般的に予防接種などで使われる針よりも細いものになります。
なので、痛みをあまり感じなかった、という声が多く寄せられています。
あくまでもブロック注射は自然治癒力で治すことが目的なので、例えば腰痛の場合は人にもよりますがまずは数回から数十回通いながらブロック注射をおこなうことによって徐々に血流を良くし、痛みを減らしていく方法をとります。
初めの方はブロック注射に通う頻度も多いかと思われますが、だんだんと頻度を減らしていき、痛みがなくなったころに通院を終わらせる方がほとんどでしょう。
しかし、痛みがなくなってもまた腰痛が再発することもあり得るので改善した後もたまにブロック注射に通うことをおすすめします。