着用することで腹圧を上げ体の中に芯を作ることができ、腰痛を緩和することができる腰痛ベルトですが、出来ることならば腰痛ベルトに頼らなくても大丈夫な体にしたいと思うことでしょう。
腰痛ベルトはあくまでサポートするための道具なので、根本的な解決をするには腹筋や腰回りの筋肉の強化が必要となってきます。
そうなると、やはり筋トレをしようという結論に至るかと思いますが、腰痛持ちの方が何も付けずに筋トレをするのは少し怖いものがありますね。
なので腰痛ベルトを着用して行うこともあるかと思いますが、その際には動きやすく通気性が良いスポーツタイプのものを選ぶと良いでしょう。
ゆっくりと負担をかけないように行えば、少しずつ安定してくるかと思います。
しかし腰痛ベルトですと比較的ウェイトの軽いものでは良いのですが、スクワットやデットリフトなどの本格的な筋トレをする場合には締め付けが不十分なため、固定力に不安があるかと思います。
そのような場合には専用の腰痛ベルトを購入するのも良いでしょう。
正確に言うと腰痛ベルトではなくトレーニングベルトと呼ばれるものですが、原理としては腰痛ベルトとあまり変わらないと言ってよいかと思います。
トレーニングベルトを締めることによって腹圧を上げ、より効果的な筋トレをすることができるようになるのです。
また、腰痛予防として着用している方も少なくありません。
これは先に挙げたデットリフトやスクワットを行うときには腰が曲がってしまい負担が増えることになってしまうのですが、それを抑えることが出来るためです。
トレーニングベルトにもマジックテープタイプのものから革製のものまで幅広くあるので、自分がどの程度の筋トレを行うかによって選択すると良いでしょう。