私は17歳の冬に腰痛になり、最寄りの整形外科を受診しました。
レントゲン撮影をしてもらったところ、椎間板が擦り減ってヘルニアになりかけているとのことでした。
その日から数ヶ月、腰の牽引やレーザーによる温熱療法などに通い、痛みが強い時には頓薬の痛み止めやブロック注射などをしてもらい、何とか身体を持たせている状況でした。
僕はその当時より働いていて、今回の状態に至ったことに思い当たる節は多々ありました。
重たいものを腰を落とさず持ち上げることを頻繁に行っており、仕事が遅くなるなど不規則な生活、また、成長期を迎えて骨格が変化する時期にそのようなことを行っていたことも悪影響があったと思います。
腰痛はしばらく続いていたものの、腰痛が収まってきたことでスポーツやダンスなどに取り組むようになり、腰が弱っていることを感じたこともあったので筋力トレーニングを自宅、時折スポーツジムに行くようになりました。
腰痛による診断を受けた際、医師より腰痛は一度出始めると治らないと言われたの同時に「背筋を鍛えてカバーするしかない。」との助言もあったため、特に背筋に重点を置いて筋力トレーニングと並行しケアも兼ねてストレッチを少しずつ始めました。
腰痛が出始めると仕事を休まざるをえない時期もあったため、日々の姿勢も含めて医師に所見を求めるとともに身体の構造について自分なりに勉強するようにもなりました。
腰痛が出て病院通いをするまでは自分の身体のこともそう気にしてはいませんでしたが、腰痛持ちとなった反面、自分の生活を見直す機会をつくることもできたので、その点は良かったなと感じています。