中高年ともなると、身体の痛みを訴える事が多くなりますが、その一つに腰痛があります。
そして、腰の右側の部分だけが痛むという時もあります。
右腰痛の原因には二つある!
右腰痛の原因はいくつかあり、普段の生活スタイルが原因となっている場合と、内臓系の病気が原因となっている場合の2つに分けられます。
普段の生活スタイルが原因となっている場合
生活習慣やクセを改善する事で、右腰痛を和らげたり治す事は可能です。
<原因>
- 長時間座っている
- 座っている時に頬杖を付く、脚を組む
- バッグを右側で持つ
など、特に右利きの人は、右側ばかりに重心がかかってしまい身体のバランスが崩れがちです。
そうすると、右側だけ腰痛になってしまいます。
右側ばかりに負担がかかる生活を続けていると、身体が歪んでしまいますから、
<改善策>
- バッグは左右持ち替えるようにする
- 座る姿勢に気をつける
- 適度に身体を動かして歪みをとるストレッチして、歪みをとり、筋肉を鍛える
片側ばかりに重心をかけないようにする事が大切です。
脚を組んだり頬杖を付くのは、身体の歪みの原因になり、腰痛がどんどん悪化してしまいます。
普段から、腰痛の予防をしましょう。
内臓系の病気が原因となっている場合
安静にしていても腰痛を治す事はできませんから、医師の診断を受ける必要があります。
<考えられる疾患>
- 尿路結石(右腰に激痛)
- 腎炎
- 腎盂炎
- 腎臓がん
- 椎間板ヘルニア(右側の神経の圧迫)
どちらの右腰痛か分からない場合は?
- 血尿や濁りなど、尿の状態をチェックする
- 安静にして生活習慣を見直してみる
激痛だったり、痛みがずっと続く場合、血尿などの腰痛以外の症状が現れる場合は、内臓系の病気が原因となっている可能性があります。
その場合は、病気を治さない限り腰痛は改善されませんから、早めに病院に行って医師の診断を受ける事が大切です。
早めに原因を知る為にも、痛みを感じたら整形外科で診てもらう事をお勧めします。
病気が原因でない事がわかったら、身体が歪まない生活を心がける事で、腰痛を予防できます。