とある日の午後、慣れない雪かきをしていたら、あまり感じたことがない、するどい痛みを腰に感じました。
その痛みは徐々にひどくなり、ついには起き上がれない状態に…。
腰に力が入らず立つのも辛い、必死の思いで総合病院の整形外科に行きました。
まず、いくつかの問診がありました。
いつごろから痛みがあるか、どのような状況や作業をして痛みが出たか、過去にも同様の内容で病院にかかったことがあるか、などです。
問診のあとは、腰部レントゲンを複数枚撮影しました。
正面、背面、横、斜めと5枚ほどです。
これは、脊髄、椎間板、背骨の状態を確認して、物理的な痛みが発生する原因があるかどうかを調べるためだそうです。
特定の方向だけでは見えない箇所もあるため、複数の枚数を撮影する必要があります。
ただし、腰部レントゲンは、妊娠の可能性がある場合、撮影による胎児への影響が考えられるため、実施することができません。
レントゲンで異常があれば精密検査をさらに実施する必要がありますが、私は対象になりませんでした。
レントゲンで特に異常がないのに、するどい痛みがある場合、急性腰痛という診断になります。
いわゆるぎっくり腰です。私もそうでした。
この場合、筋肉が極度に緊張していることにより発する痛みのため、肩こりと近い状態になっていると言われました。
ですので、痛み止めを飲みながら、積極的に腰を動かし、血流を良くしていくことが大事なのだそうです。
痛いからとじっとしていると治りが遅くなるので、よく動き、普段通りの生活を心がけることが最も良い治療になるのです。
ですから、ぎっくり腰で腰をかばいながら動くのではなく、積極的に動くよう心がけましょう。